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2012年1月 8日 (日)

ヴィリア・サヴァランの料理哲学

放送大学のテキストに美食家として有名な「ヴィリア・サヴァラン」の哲学というか格言みたいの言葉が載っていたので、おもしろかったので転載と私なりの解説をしてみました。 美食はいいことなんだ。。 
それにしてもジョエル・ロビションのレストランのメニュー「キャビアのジュレとカリフラワーのクリーム」食べたいなぁーー。 


ブリア・サヴァラン の美食哲学について
 1.宇宙は、生命によってのみ無ではなく、生きるものは全て食べて自らを養う
  解説:生命の連鎖と生命の存在とその連鎖についての宇宙哲学を言っている。  
 2諸々の動物は、むさぼり食らい、人間は食べ、ただエスプリをもった人だけが
  食べる術を心得ている。

  解説:食べるという行為が知的精神の考察の正当な対象である、ということをも
    宣言している。
 3 諸国民の運命は、それらの諸国民がどのようにして食べているかというその
  あり在り方次第である。

  解説: その国の国民が滅びるか、滅びないかは、その国民の食の在り方に
     かかっている。 飽食と食物廃棄の問題やTPPによる食料自由化の動き
     なども具体的問題として存在している。
 4 君が何を食べているか私に言ってくれたまえ。そうすれば、私は、君がどのよう
  な人であるかを君に言ってあげよう。

  解説: 食並びに料理は、身体を生物学的に形成しているのでだけではなく、
  人と人の人生そのものや経験を形成し人格そのものも形成している
     例 恋人どおしがレストランで何を食べるか相談している時にその人が
       わかってくる。 見合いでお食事をするとうのは理にかなっている。
 5 創造主は、人間に、生きるために食べることを余儀なくさせるのであるが、
   彼は、食欲によって、人間にそのことを行うように促し、快楽によって、
   人間にそのことの賛美を与えるのである。

   解説 :生きるために快楽があり生物というのはそういう本質を持っている。
      これは性欲も同様である。
 6 グルマンディーズは、私たちの判断力の一つの現実態である。その判断力によ
  っては、私たちは、味覚にとって心地よいものの方を、もっていないものより
  好んで選ぶのである。

   解説 : 味の分かる人は、その経験の蓄積により、美味への深い愛を持つ。
 7 食卓の快楽は(中略)、他のすべての快楽がなくなってしまった後でも、最後
  まで存在し続けて、他の快楽がなくなった後でも慰めてくれる。

   解説 :色々な階層による受取の違いがあっても食事をとることが人間に
      とって根源的な快楽である。
 8 食卓は初めの1時間の間、人が決して退屈しない唯一の場所である。
   解説 :フランス料理は初期は、宴会のようにすべての料理がテーブルに
      一斉に並ぶ形式だった。 よってどれを食べようかとという興味と
      食欲で最初は退屈しない。 カニを食べる時を思い出せば良い。
 9  新しい一皿の料理の発見は、人類の幸福にとって、ひとつの星の発見よりも
   有効なものである。

  解説: 既存の材料でも組み合わせや調理方法で新しい味覚の料理となる。
     これはすで存在するものの発見を創作行為と看破する古典的な意味での
     存在論のミーメーシス哲学である。Photo


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